子どもには、きれいな歯並びと
虫歯もないきれいな歯でいてもらいたいですよね。
虫歯になったら
子どもは歯の治療を嫌がるでしょうし、
治療には時間もお金もかかります。
歯のために
赤ちゃんのときから注意すべき事があることを知っていますか?
私は全く知りませんでしたし、周りからもそういう話を聞いたことがありませんでした。
私が持っている育児本にも書いていませんでした。
歯は生えてきてから歯磨きを頑張ればいい、歯並びはどうすることもできないと思っていました。
しかし
生活環境次第で歯並びが大きく変わってくるかもしれないのです。
その一つが抱き方!
初耳です。
抱き方が歯並びに関係しているなんて!!
歯並びが悪くならないように事前にできることはやってあげたいですよね。
キレイな歯並びになるためには
歯並びには遺伝も関係ありますが、
歯と歯茎に加わる力も関係があるようです。
それは
頬と口周りの筋肉などの外側からの力と、
舌の内側からの力のバランスです。
どうして抱っこで歯並びが悪くなる?
なぜ抱っこと歯並びが関係あるんでしょうか?
抱っこの仕方が悪いと
抱っこで頭が後ろに下がった状態になる
↓
口が開きっぱなしになる
↓
舌が本来の位置から下がってしまう
(本来の位置は舌が上顎について舌の圧によって上顎が保たれている)
↓
歯は頬と唇の外側からしか圧がかからない
↓
上顎が広がらない
↓
歯はガタガタになり歯並びが悪くなる
抱っこの仕方で舌の位置が下がってしまい
顎の発達が歯並びと関係してくるんですね。
これがわかったところで、早速抱き方を改善しないといけませんね。
お口がポカンだと口呼吸になる
口ポカンの状態では口呼吸になります。
口呼吸は、デメリットがたくさんです。
口呼吸のデメリット
- 口の中が乾燥すると、唾液による殺菌作用などが減少。
口の中に細菌が増える。 - 乾燥により歯肉がきずつきやすくなり、細菌が全身に回り
心筋梗塞、脳梗塞、高血圧、糖尿病につながることも。 - 虫歯、歯周病など引き起こす。
- 口の中だけでなく、体にも影響がでる。
アレルギー疾患や扁桃の炎症の原因となる。
どんな抱き方がいいのか?
それは
口が開かないようにする抱き方です。
新生児のときから抱く時は背中がCカーブになるように抱っこをすることが大切なんです。
もともと赤ちゃんはお腹の中で体を丸めたCカーブで過ごしていました。
その状態をを抱っこでもするといいんですね。
- 全身を丸くする(Cカーブ)
- 手足を伸ばさない(足はM字)
- 体をねじらない
- お尻が一番低い位置
- 腕は包み込むように
横抱き、縦抱き抱っこでもこれが共通することです。
首が座っていない時期はでは横抱きがいいようです。
注意点は
- ウンチやおしっこが背中に漏れやすい
- ミルクを戻しやすい
ちなみに
我が子は新生児の時、
ミルクを飲んだ後横にしたりオムツを替えると
逆流するのか、苦しそうにし始めることが多かったので
最初はこの抱き方ができませんでした。
赤ちゃんの状態をみながらが良さそうですね
授乳直後も戻しやすいかもしれません
Cカーブを意識した抱っこにトライ
Cカーブを意識して抱っこをするようになって確かに口が開きにくくなりました。
でも効果はそれだけではありません。
今まで横抱きでは嫌がることも多く、縦抱きでしか寝てくれないことも多かったのですが
この抱き方では嫌がることも少なくなってきました✨
すごすぎます!!
前向き抱っこ(赤ちゃんの背中がママの前にくる縦抱き)でもCカーブを意識して抱くと泣き止んでくれます。
不思議ですね。抱き方一つでこんなに変わるなんて!
赤ちゃんは泣いて抱っこの不快さも訴えていたんですね
抱っこすればいいのではなく、赤ちゃんが快適な抱っこをするのが大事だということを体感しました。