ふるさと納税をしたら、ちゃんと住民税が控除されているのか確認しています。
ただ年に1回の確認なので、どこを確認すればいいのか忘れてしまうんですよね〜。
税金はムズカシイ。。。。
ふるさと納税の住民税控除の備忘録 _φ(・_・
確定申告とワンストップ特例制度の違い
確定申告とワンストップ特例制度では節税の確認方法が変わってきます。
○確定申告をしたとき
- 所得税の還付
- 住民税の控除
【ふるさとの納税金額ー2000円】の金額と
【所得税の還付金額 + 寄付金税額控除額】
が一緒ならOK
もしくは
【ふるさと納税金額ー2000円】の金額と
【所得税の還付金額 + 税額控除額ー調整控除2500円】
が一緒ならOK
○ワンストップ特例制度を利用したとき
- 住民税の控除
- 所得税の還付はない
【ふるさと納税金額ー2000円】の金額と
【寄付金税額控除】の金額が一緒ならOK
もしくは
【ふるさと納税金額ー2000円】の金額と
【税額控除額ー調整控除2500円】の金額が
一緒ならOK
ふるさと納税の金額は住民税決定通知書のどこをみる?
① 摘要
『摘要』のところに
”寄付金税額控除額○○○円”
と記載されています。
② 税額控除額
ふるさと納税の金額は、『税額控除額』の欄に反映されています。
ふるさと納税金額(−2000円)
= 税額控除額(市・県)ー 調整控除の2500円
↓
『摘要』にある寄付金税額控除額と一致していればOK
上記画像では、
【税額控除11749円+7833円】
−【調整控除2500円】
=17082円
17082円が摘要ところの金額と一致しています。
税額控除はふるさと納税だけじゃない
税額控除額から2,500円を引けば、ふるさと納税をした金額(−2000円)になります。
しかし
税額控除額には、ふるさと納税だけではなく、色々な控除が含まれています。
税額控除
- 住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)
- 調整控除(2500円)
- 配当控除
- 外国税額控除
- その他寄付など
ふるさと納税だけなら
税額控除額ー2500円(調整控除)=ふるさと納税額(−2000円) です。
住民税の計算
住民税の計算なんて知らなくていいと思っていましたが、知っておくと税金の勉強になりますね。
- 住民税
所得割額 + 均等割額
(市6%、県4%) - 所得割額
税額控除前所得割額ー 税額控除額
例
市→課税所得×6%から税額控除を引いた額
県→課税所得×4%から税額控除を引いた額 - 均等割額
5500円(市・県)
所得控除
所得税率によって、引かれる税金が変わってくる
所得控除70000円
所得税率10%
7000円の節税
税額控除
住民税から税額控除額そのままの金額が引かれる
税額控除70000万円
70000円の節税!!
税額控除は節税効果大!!!
2万円ふるさと納税をして確定申告した場合
2万円のふるさと納税をしましたので確認していきます。
① 所得税の還付
確定申告で受け取れる金額(還付)
(20,000円-2,000円)×5%(所得税率)×1.021(特別復興所得税分)=918円
② 住民税の控除
『摘要』の寄付金税額控除の記載金額 17082円
所得税の還付金額と住民税の控除金額が、ふるさと納税の自己負担金18000円と一致しました^^