メンタリストDaigoさんがYouTubeでよく勧めていた本『私たちは子供に何ができるのか』。
どんな本なのか気になっている方も多いのではないでしょうか?
私は、妊娠中に動画をみてすごく気になっていました。
子どものために何ができるのか知りたい!!!
と思いこの本を手にしました。
親として何をすればいいのか?
そんな目線で読みました。
- そもそも非認知能力って何❓
- 非認知能力が何で重要なの❓
- どうやれば、身につけることができるの❓
疑問だらけで非認知能力の意味さえも知らない状態です。。。
そもそも非認知能力ってなに❓
本書の中では
やり抜く力(グリット)、好奇心、自制心、レジリエンス、楽観的なモノの見方、誠実さといった
「性格の強み」
といわれる気質のこと
こういう力を非認知能力といっています。
レジリエンス❓
レジリエンスとは
ストレス、困難な状況などにうまく対処できる能力、乗り越えることができる能力です。
メンタルが強い!と言われている人達がこの能力をもっていそうですね。
なんで非認知能力が大切なの❓
子どもがよりよい人生を生きていくためには
IQや学力などの「認知能力」よりも、『非認知能力』の影響が大きいとわかってきているからです。
非認知能力を伸ばすためには❓
非認知能力を伸ばすためにのポイントは年齢と環境です。
①年齢
非認知能力を育てるためには
6歳頃までと言われています。もっと言えば3歳までが特に大事な時期です。
乳幼児の脳は柔軟で、よくも悪くも影響をうけやすいんです。
ストレスが多い環境や過酷な環境は、非認知能力の発達を阻害してしまいます。
脳や身体にも悪い影響がでてきてしまいます。
いい影響のために何をすればいいのか知りたいですよね。
②環境
”非認知能力は子供をとりまく環境の産物である”
引用:私たちは子どもに何ができるのか
環境ときくと、清潔な空間かな〜と思ってしまいますが、違うんです。
子どもの周りにいる大人たち、つまりは親です。
中学生や高校生では
学校を中心とした環境なんだそうです。
”子供は親の反応によって世界を理解しようとする”
引用:私たちは子どもに何ができるのか
では親は何をすればいいのでしょうか❓
本書の中では主に2つあげられています。
①サーブとリターン
- 子どもがおしゃべりをする、音を立てたてる、何かを見ている
➜サーブ - 表情、言葉、仕草で親が反応すること
➜リターン
ごく当たり前のように感じるかもしれませんが、子どもにとっては親とのやりとりが世界を知るために必要なことなんです。
研究では
生まれて1年のあいだ、温かい親とのやりとりがあれば親との強い結びつき(安定したアタッチメント)ができ、それが『心の安全基地』になるそうです。
『心の安全基地』があると、自分で思いきって興味があることなどに行動できるようになります。
こうした自信と自立は現実の世界で役立つそうなんです。
なので、まだ小さいから何もわからないだろうと思うのではなく、話したり、本を読んだり、遊んで子どもとの時間を増やす。
それだけで、安定したアタッチメントがうまれるんです。
②外部調整装置
チョットむずかしい言葉ですよね。
例えば
ストレスなどの不快な感情を抱いた時
かんしゃくなど起こした時に
その不快な感情に対処できるよう、落ち着きを戻せるにように手助けをする
➜その後の不快な感情にうまく対処できるようになる
親が厳しい反応をする、予測がつかない反応をする
➜のちのち強い感情を自分で処理できなくなる
子どもが落ち着きを取り戻すのはカンタンなことではないですよね。
実際どうすれば落ち着きを戻せるようになるのでしょうか。
まずは
子どもがどうして不快な感情を抱いているのか、まずは親が理解しようとすることが大事かもしれませんね。
そうしないと、頭ごなしに言葉をかけたりしてしまうかもしれません。
それでは、子どもがうまく心を落ち着かせる手助けができません。
子どものストレスや不快な感情をうまく対処できるようしてあげるためには
親の精神的なゆとりも必要なんじゃないかなと思います。
まとめ:子どもとの時間を楽しもう♪
この本は教育に関わる人にはぜひ読んでもらいたい一冊だな〜と思いました。
乳幼児期に、ストレスが多い環境にいた子たちは学校生活が困難なことが多くあります。
そういう子達にどう対応すればいいのかというのも書かれています。
今回は親と言う目線で読みましたが、学校の先生も知ってもらえてたらなと思う内容でした。
今、乳幼児期を育てている親としてできること。
子どもとの時間を大切にする。
- たくさん遊んで
- 話して
- 本を読む
- 子どもの感情に寄り添う
ごく普通のことです。
これで子どもとの結びつきを深め、非認知能力を伸ばすことができるんです。
仕事家事育児にと忙しい親にとってこの時間をつくるのが難しいかもしれませんが、、、、、
今の時間を大切に子育てしていきたいですね^^